現在、企業の海外進出が、円高や国内市場の頭打ちなど国内的な要因も相まって、加速しています。しかし、海外進出には、制度の違いや、言葉の壁、さらには遠隔地ゆえに紛争になったときのその対応の困難など、様々なリスクがあります。
弁護士会や、商工会議所でも、こうしたリスク、とくに法的リスクのゆえに、海外に進出した企業が不測の損害を被ることがないように法律相談を始めようとしています。また、企業がリスクの前に尻込みすることは、マクロ経済的にも、日本の経済にとって損失ですし、国も、中小企業基盤整備機構などを通じて、支援態勢を強化しています。
今回、こうした背景から、実際にインドに行って、法的リスクの実態調査をし,報告書としてまとめました。『インド進出企業の法的リスク』です。
在インドの、日系企業の担当者から、いろいろ興味深い話を聞き、それを、できるだけ、生の声を入れてまとめています。発表前に、被調査企業(14社)には草稿をお見せし、修正すべき点等お伺いしましたが、
「興味深く読ませて頂きました。業種は違っても色々と苦労(工夫?)してインド進出を成功させていることを感じました。」
「自他企業の生の声や先生の客観的なご意見は、大変興味深く参考になりました。」
「各企業の抱える問題が良く理解することができる貴重なレポートです。」
「他社の事例もあり、当社としても、インドを含め、今後海外進出する際の参考となりありがたく思っております。」
など、好意的な評価を頂きました。
報告書ではインドに進出する際のポイントもリスト化しています。ぜひ,これからインド進出を計画している企業や,既に進出している企業のビジネス展開にお役立て下さい。
私も、これを機に、企業の海外進出を支援する仕事に力を入れていきたいと思っています。
弁護士 棚瀬 孝雄






